連日の暑さの中ですが、今日から幼稚園の夏休みということもあってこの日のプレイパークは朝からたくさんの親子で賑わっていました。
今日のプレイリーダーのはんすとししゃもです。
ロープワークで木の枝につるしてブランコを作ってくれました。
ロープを使って様々な遊具を作ってくれて毎回さすがだなぁと思います。
そして一方では皆でビニールプールの準備をしてプレイリーダーのアイデアで木の枝の上からシャワーホースを垂らしてホースが遊具に変身しました。プールで遊ぶ子供たちも楽しそうでした。
おひさまがすこーし傾きかけて、小学生がやってくる頃、本日の目玉イベント「五感遊びを楽しもう!」が開催されました。
講師は、タカちゃんこと高橋良寿先生。五感教育研究所所長で、森林インストラクターも務めておられる先生は、今回のような親子向けの自然遊び体験や、教員の養成などもされています。
まずは、本番開始前、既に集まっているお友だちに、数珠玉の実に細い透明のワイヤーを通す遊びを紹介。
実のお尻の部分には穴があるけれど、もう片側にはなく、ワイヤーで突き通して穴を開けます。なかなか細かい作業。輪にして手首につけるお友だちも。
いよいよ、本番がスタート!オープニングではタカちゃんのナマ歌が披露されました!ギターで弾き語り。あまりの上手さに聴き入ってしまいました♪
自然体験や手先を使う経験と脳の発達の関係について、簡潔にお話してくださってから登場したのは、エゴの木の実。
ガクを取り除いて丸い実だけにしたら、バケツに張ったお水のなかに入れます。それをグルグルかき混ぜると・・・石鹸で泡立てたみたいに泡だらけ!
エゴの実には毒があり、昔はこの泡水を頭にかけてシラミを退治したり、釣り場に入れて、水面に上がってきた魚を仕留めたりしたそうです。先人の知恵ですね。
メインの遊びは、真竹を使った《ウービリ笛
》作り。ノコギリ、トンカチ、マイナスドライバーと工具もふんだんに使います。
メインの遊びは、真竹を使った《ウービリ笛
》作り。ノコギリ、トンカチ、マイナスドライバーと工具もふんだんに使います。
節を切り落として真っ直ぐな筒状にしたら、切り口から4~5センチのところに、四角い穴を開けます。切り口をトレーシングペーパーで覆い、輪ゴムで固定。
四角穴に口をつけて声を出すと、竹筒を抜けた声が紙を振動させ、声が響きます。響く感じが「ウ〜、ビリビリ〜」だから、《ウービリ笛》と名付けたとのこと。
本当は、できた笛を使って皆で合唱する予定だったそうですが、残念ながら時間がなくて実現できませんでした。
参加者が笛作りをやり終えたところで、プレイパークの閉園時刻も近づき、再び、弾き語りによるエンディングのナマ歌。
因みに、歌ってくださったのは、タカちゃんが大好きな「じんぺいさん」作の楽曲です。その場にいた人の大半は初耳だったようですが、キャンプソング一筋のミュージシャンなんです。(書き手も後から調べました^^;)
うちの6歳の娘は、ウービリ笛が気に入り、帰宅後もいろんな歌を歌っておりました。皆さんのご家庭でもビリビリ響いていたでしょうか^ ^高橋先生、参加してくださった皆さん、ありがとうございました!
次回は7月28日です。夏休み突入です。
これからますます暑くなると思います。
夏休みも思いっきり遊びたい子供達(^^)。
プレイパークエリアは木陰も多く、比較的過ごしやすいとは思いますが、
熱中症に気をつけて水分補給やお子様の様子などを見ながら
楽しく過ごしましょうね。