太尾公園つちのこプレイパークのなりたち

太尾公園つちのこプレイパークは…

 

子供達の「子ども時代」が宝物として心に残り、

生きていく原動力《生きる力》となって欲しい

 

の思いから、

横浜の大倉山にプレイパークをつくり、

子ども達が(大人も♪)ホッとできる地域の居場所を自分達の力でつくっていく

 

でも、活動は「無理ぜず・できる範囲で」をモットーに

ゆるゆるとつながった仲間たちがボランティアで運営しています


興味のある方、遊びに来た際にぜひ声をかけてくださいね!

 

※港北区「地域のチカラ応援事業」※

 

プレイパークを作ろうと思ったときのおはなし

※文中の「ツチノコネット」はこの活動をはじめた時の名前です。

今は「太尾公園つちのこプレイパーク運営委員会」としてさらに幅広く活動しています。

 

「 ツチノコネット、はじめます。」

あるママは、悩んでいました。

 

心から、のびのびと遊ばせられる場所がないものかと。

 

…心も体も大きくなったわが子。

 

物事の理解が進んできたものの、まだまだ新芽のようなコドモです。時にはガムシャラに走りたいし、おなかの底から吠えたいし、仲間とじゃれあいもしたい。  

 

でも、室内施設や公園などの限られたスペースでは、親が子どもに「いい子」でいるよう強いることが、どうしても多くなります。それは「人に迷惑をかけない」という大切なルールのもと、仕方のないこと。

 

しかし、少しもったいないことでもないのかと思ったのです。

 

 

 子どもは、失敗するもの。

 子どもは、冒険するもの。

 子どもは、子どもどうしの遊びを通じて学びあうもの。

 

 

そんな思いを貫いた子育てができないものかと考えていたとき、

出会ったのが「プレイパーク」でした。

プレイパークの最大の特徴は、「自己責任」です。

プレイパークではプレイリーダーが子どもたちを見守りますが、

「けがと弁当は自分もち」を合言葉に、どんな年齢の子供も自分の行動に責任を持ちます。

 

そのかわり。…だからこそ。

プレイパークには、たき火に水、くぎにのこぎり、廃材にロープなど、一般的には子どもには危険とされる、しかし遊びの世界をぐっと冒険的に広げるものがあります。

 

PP4
少々危ないことをしてもいい。子ども同士で、とことんじゃれあってもいい。

「危ないこと」と「危なくないこと」の境界線を見極めるチカラを身につけることが、 自分を知り、他人を思いやり、チャレンジする姿勢をはぐくむ。

つまり、生きる基本を身につけることなのではないか。

 

だから、ママは思ったのです。 
このプレイパークのような場所が、もっと身近にあれば、と。

 

幼児期には幼児期の。小学生には小学生の。思春期の。大人の。

…いろんな遊びと学びを受け止めてくれる冒険あそび場が、子供の世界、

ひいては地域みんなの世界を広げるのではないかと。

 

そして周りを見渡してみたとき。

ママは、一人じゃありませんでした。


横浜市港北区大倉山に、同じ思いを抱えた親たちが集まって…ツチノコネットは生まれました。

 

2013年4月。ツチノコネットはじめます。